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英語リスニングは”理論”だ

  • 執筆者の写真: OWNSTUDY 個別指導
    OWNSTUDY 個別指導
  • 2024年6月5日
  • 読了時間: 3分

こんにちは。個別指導OWNSTUDYの佐々木です。


今回は、『リスニングは"理論"だ』というテーマについてお話しします。



結論から言います。


塾講師であるわたしのスタンスは、


英語リスニングの勉強は、『聞こえてくる英語がなぜそう聞こえるのかをスクリプトを見ながら論理的に紐解いていく』ということをすべきだというものです。


以下、詳しく述べていきます。



英語リスニングの勉強をする際、『シャドーイング』やら『ディクテーション』やら、いわゆる、たくさん読んでたくさん聞くような、いわば脳筋な方法がよく目につくと思います。


かく言う個別指導OWNSTUDY塾長の佐々木は、現在ではいろいろな科目を高水準で指導できるのがウリの先生ですが、実は中学英語と高校英語の指導が最も得意で、指導歴も実績も中学英語と高校英語がいちばんあります。


しかしもともとは英語が大の苦手な学生時代を過ごし、英語に関しては勉強センスもリスニングセンスも全くありません。


英語が少しマシになったのは大学生になって英語を独学するようになってからです。


私自身、大学生の頃に『シャドーイング』やら『ディクテーション』やらの脳筋系勉強法はいろいろ試しました。


しかし、そもそも英語のセンスがない私にとってはどちらも難しい勉強法で、どちらもほとんどリスニング力の上達にはつながりませんでした。



英語リスニングの勉強法をいろいろ調べていく中で、約5年ほどいろいろ調べてたどり着いたのが、『音の聞こえ方を論理的に分析して捉える』という方法でした。


そこでキーとなるのは、英語の『音変化のルール』というものです。


この概念を知ったことが、私の英語リスニング勉強法に革命を起こしました。


みなさん薄々ご察しだとは思いますが、英語は英単語を別々で発音するときと、英文に組み込まれたときの発音がガラッと変わります。


文中における重要度や前後にある単語によって、発音が変化してしまうのです。


日本語ではそんな現象はほとんど起こらないので、日本人が自然に発音したくなる読み方では英語はまず読まれません。


音変化のルール自体はいろいろなサイトで解説されているのでそちらを参照してほしいのですが、なぜわたしがこの音変化のルールにたどり着くのに時間がかかったのかと言うと、いちばんは『音変化のルールを学校で教わることはない』からです。


しかし、我々が英語リスニングで聞く音声は全てしっかりと音変化のルールに従って発音されています。


我々が聞き取れなかった音は、ほとんどの場合はこの音変化のルールが悪さをしているのです。



以上、英語リスニングの勉強をする際には、『音変化のルール』が大事であるというお話をしました。


正直、英語を学ぶのセンスがある人や耳が良い人は、音変化のルールを勉強しなくても問題なく英語リスニングができてしまうこともありますが、「リスニング全然できない」「何言ってるか全然わかんない」という人は、音変化のルールをもとにした勉強法で劇的にリスニングが良くなります。


では、具体的にどう勉強するかについては、塾生に指導する内容ですので、ここでは割愛します(多分調べれば他の人が似たようなことを書いていると思います)。


今回は、英語リスニングの勉強に困っている人がブレークスルーを起こす方法として、『音変化のルール』と言う概念をもとに、英語リスニングを感覚ではなく、理論をもとに勉強する方法がある、ということだけでも知っていただければ幸いです。


それでは、次の記事もよろしくお願い致します。




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