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【英語】英語はがむしゃらに勉強していた人ほど塾で伸びやすいという話

  • 執筆者の写真: OWNSTUDY 個別指導
    OWNSTUDY 個別指導
  • 5 日前
  • 読了時間: 3分

こんにちは。個別指導OWNSTUDYの佐々木です。


今回は、「英語はがむしゃらに勉強していた人ほど塾で伸びやすい」というテーマでお話しします。今回は短めです。



中学生や高校生に英語を教える場合、塾ではほとんどの生徒が1年生でも3年生でも英文法の一番最初から授業を始めることになります。


なぜならば、学校の授業に沿って学習した程度の英語力では、まったく受験に対応できる知識がついていないためです。


学校の定期テストでは丸暗記で点数が取れるのかもしれませんが、そのような学習では入試の問題には全く太刀打ちできないので、文法のいちばん最初から、入試に必要な知識レベルを確認しながら復習を進めていくのです。


つまり、全く同じ内容を1年生と3年生に教えるという機会が多くあるわけですが、この両者に同じ内容の授業をすると、当然ながら1年生よりも3年生、中学生よりも高校生の方が飲み込みが早いのです。


一度習ったことがあるというのもあるとは思いますが、しかしながらその生徒ら、特に3年生は英語が苦手だと塾に来ているわけです。


私が授業をする前にちゃんと理解できているのであれば、そもそも英文法を最初からやり直しという判定にはならないわけです。


では、この差はどこから生まれるのかという話です。


私が有力であると思っている考えはこうです。


英語が苦手でも、定期テスト対策などで、がむしゃらにでも英語の勉強をしてきた経験があると、それは脳内で絡まった糸がたくさんある状態、あるいは相互に結びついてない知識の点がたくさん蓄積されているような状態にあると考えられます。


この状態で、塾の授業を受けることで、絡まった糸が解けたり、もともとあった点と点が結びついたりします。


1年生の場合は、そもそもこのような知識のストックがないので、知識が少ない状態で授業をしても、そもそもの知識が少ないので、授業によって結びつけられるものがあまりないのではないか。


したがって、英語学習の初期は、少なくとも1ヶ月くらいは、がむしゃらに自分で問題をたくさん解いてみる、というのが良いのではないかというのが私の現在の考えです。


ある程度、ごちゃごちゃでもいいので、自分なりに英語を学習してみて、その後に塾で授業を受けると、あとから記憶がすっきりと整理されて頭に入ってくるのではないかと思います。


同じ英語が苦手な中学3年生でも、宿題や定期テスト対策をきちんとやっていた生徒に関しては、入塾後の英語の伸びがまあまあ良いが、宿題や定期テスト対策をおろそかにしていた生徒は、英語を伸ばすのに苦戦するのもそういう理由であると思います。


英語の学習は、あくまでも授業を学習のメインにしてはいけません。


英語学習のメインはあくまでも自学自習でなければなりません。


なぜならば、英語学習のほとんどは英単語暗記、熟語暗記、問題演習、であるからです。


英語の授業で扱えることは、英文法の最初の説明と、問題の解き方の最初の説明と、問題添削くらいしかありませんが、それでカバーできるのは、英語学習全体においてほんの少ししかありません。


現在、岩手県の公立高校入試では英語が最も点数がとりにくいというふうに私は感じています。


もちろん、英検準2級レベルまで学習できている人にとっては普通に解ける問題ですが、しかし、求められるレベルは英検準2級レベルなのです。英検3級合格ギリギリレベルではせいぜい本番の点数は60-70点と言ったところだと思います。


まずは、がむしゃらにでもいいから自分で英語の学習を続けてみる。


その後に塾やどこかでちゃんとした英語の先生に教わることができれば、英語がグンと伸びていく可能性が高くなるのではないかと思います。


それでは、次の記事もよろしくお願いいたします。










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