英語は塾でも短期間で点数を上げるのが難しい理由
- OWNSTUDY 個別指導
- 2024年7月10日
- 読了時間: 3分
こんにちは。個別指導OWNSTUDYの佐々木です。
今回は、5教科の中でも英語がいちばん手遅れになりやすい、というお話しをします。
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英語はなぜ5教科の中でも手遅れになりやすいのか。
それは、『基礎である英単語と英文法の勉強をやり切るのに時間がかかる』こと、『基礎知識が長文読解でなじむまでに時間がかかる』ことの2つが挙げられます。
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英語学習の序盤は、英単語暗記と文法学習から始まります。
この2つの勉強をせずに自分いきなり長文問題を解いても、単語の意味を適当に繋げてなんとなく読む読み方しかできないため、誤読をしたり運任せの解答になってしまいます。
英単語暗記はどんなに頑張っても、入試対策としては、中学生と高校生どちらも2ヶ月程度はかかります。
また、中学3年分の文法を終えるには、中3年生ならば6ヶ月、高校生文法ならば基本だけでも2ヶ月は必要です。
そして問題はこの次です。
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英語はここから身につけた知識を長文読解、英作文、リスニングへと転用していかなければなりません。
ここは、個人差がかなり大きく出ます。
インプットした基礎知識をすぐに自分のものとして使える人もいれば、ある程度の練習量が必要な人もいます。
実践的な演習になると、知識をうまく引き出せなかったり、無意識に自己流の読み方に戻ってしまったりします。
また、長文問題やリスニング問題でしか使わないような表現でつまずいたりすることもあります。
受験はいろんなケースを想定して備える必要があるため、ここの練習には中学生も高校生も約3-5ヶ月は練習時間を確保しておきたいのです。
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まとめます。
中学生(受験生)がゼロから英語の受験対策をはじめた場合、
・英単語&英文法 5ヶ月程度
・長文読解&リスニング&英作文 5ヶ月程度
が点数アップの安定ラインになると思います。
高校生(受験生)は志望校や2次試験の有無、他の科目との兼ね合いもあるため一概には言えませんが、最低丸1年はほしいとことです。
もちろん、本人が英語学習に適性があったり、頑張りが多ければもっと期間は短くなりますが、それはやってみないとわからないことですので、少しギャンブルチックになってしまいます。
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英語は、点数が出るまでには5科目の中でいちばん時間がかかりますが、勉強があるラインを超えると、ずっと点数が安定し続ける科目でもあります。
また、英語は大学入試で最も重要な科目でもあります。
塾長佐々木の英語指導は、わかりやすいと塾生からも評判ですし、指導経験・実績は秋田時代にめちゃくちゃ積んでいます(秋田高校合格・秋田大学合格等)。
英語は言語。言語は誰でも話せる。ゆえにちゃんと学べば英語に苦手はない。というのがわたしの持論ですので、英語をなんとかしたいという方はお気軽にご相談いただきたいと思います。
それでは、次の記事もよろしくお願いします。
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