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英文法4択問題の解き方

  • 執筆者の写真: OWNSTUDY 個別指導
    OWNSTUDY 個別指導
  • 2023年9月12日
  • 読了時間: 2分

こんにちは。個別指導OWNSTUDYの佐々木です。


今回は、英文法4択問題の解き方について話していきます。


英文法4択問題は、少し前だとセンター試験の英語にあった問題形式で、今では主に私立大学の入試でよく見かける問題形式です。


ちなみに、岩手県の公立高校入試にもこの形式の問題があります(あと、英検もこの形式です)。


英文法4択問題は、文法問題の王道問題でありますが、4択とはいえ、難易度はそこそこあります。


また、解き方を間違えると、勘で解いたりしてしまって、点数が安定しない原因になることもあります。


では、この英文法4択問題は、どのように解いていけば良いのでしょうか。


実は、英文法4択問題は、さまざまな試験で出題される形式のため、解き方の開拓がかなり進んでおり、ほぼ結論が出ています。


では、どういう解き方が良いのか。

それは、次の①→②の順で考えて問題を解くことです。


解き方のルール

① カタチで解く。(文法ルール、イディオム等)

② 意味で解く。(単語の意味、文脈)


①の考え方で解けたらそれでOK。①で絞りきれなかったら、最後に②で考えるというのが鉄則です。


では、具体例を見ていきましょう。


Q.1 My sister enjoys ( ) the piano in her free time.

①play ②played ③ playing ④ to play


この問題は、解き方のルール①のみで解ける問題です。

答えは、③playing です。

この問題は「不定詞と動名詞」という単元からの出題です。

動詞の後ろに「〜すること」という意味を置きたいときに、不定詞しか使えない動詞と動名詞しか使えない動詞があるのでした。

enjoy は 動名詞doingのカタチしか後ろに置くことができないとしていれば、enjoyを見た瞬間にplayingを即座に選ぶことができます。


Q.2 We ( ) eat more vegetables to stay healthy.

① are ② can ③ may ④should


この問題は、解き方のルール①で選択肢を絞った後に、解き方のルール②で正解を導き出さなければならない問題です。

正解は、④shouldです。

この問題は、まずルール①で考えると、選択肢①areは、後ろにeatがあることから、1つの分に述語動詞が2つになってしまい、文法ルールに反するのですぐ除外できます。②〜④はすべて助動詞で、カタチ状はどれも<助動詞+動詞の原型>が守れているので、カタチの上では問題ありません。

カタチだけで選択肢を1つに絞り込めない場合は、ルール②で考えます。後半の「健康を維持するために」から考えると、④shouldが最も適切であるとわかります。②canと③mayもなくはないような気がしますが、最も適切なものを選ばなければならないので、④を選びます。


「私たちは健康でいるためにもっと野菜を食べるべきだ。」


文法問題は、こんなふうに解くと早く正確に解けます。


それでは、今回の記事はここまでとします。


次回の記事もよろしくお願いします。




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