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秋田市で見た県内No.1高校へ合格する中3生の受験勉強

  • 執筆者の写真: OWNSTUDY 個別指導
    OWNSTUDY 個別指導
  • 2024年6月14日
  • 読了時間: 4分

こんにちは。個別指導OWNSTUDYの佐々木です。


今回は『秋田で見た県内No.1高校へ合格する中3生の受験勉強』というテーマでお話しします



わたしは秋田市で教えていた頃、岩手県の盛岡一高よりも偏差値が高いと言われている『秋田高校』を目指す生徒を何人も担当していました。


幸運なことに、担当生徒は全員合格しています。


そんな、県内トップ層の学習の様子を目の当たりにしてきた私が、トップ層の勉強についてお話ししたいと思います。



その前に、県内トップ層ってどんな感じの生徒なの?ということについてお話しします。


まず、ひとえに県内トップ層と言っても、その学力帯はさまざまです。


仮に、入試の合格点が400/500点としたときに、トップ高校を志望する生徒は、

①440点以上があたりまえの層

②410〜430点が安定な層

③400点ギリギリな層

の3層に分かれる印象があります。


わたしは全部の層の生徒を複数人指導したことがあります。


①と②層は、いわゆる『天才型』と『コツコツ』に分かれます。


『天才型』の特徴は、一度説明を聞けばどんな問題でもだいたい正解できる人たちです。天才型はトップ層志望が10人いるとすれば1人いれば良い方です。


トップ高校志望の『天才型』はふつうにめちゃくちゃ勉強もするので、突き抜けて学力が高いのが特徴的です。


残りの9人は『努力型』か、両方の資質の『ミックス型』です。


滝二中生は、盛岡一高を目指すのは『天才型』のみと思っている節がありますが、実際にトップ高校に合格する大半は『努力型』の人なのです。



トップ高校に合格する生徒はどんな生活スケジュールなのでしょうか。


わたしが見てきたトップ高校に合格した生徒は、ほとんど全員が同じような生活スケジュールでした。


ご紹介します。


【平日】

1.放課後は毎日、16時半〜17時半には通塾し自習室で自習を開始。

2.授業(個別指導)がある日は授業、ない日は自習。授業後もそのまま自習。

3.夕食は食べず、軽食で済まし、自習を継続。

4.21時半に塾が閉まる時間まで自習をして帰宅。


【休日】

1.塾が開く10時から通塾し、受験講座を受講。

2.昼食休憩をとり、その後自習を開始。

3.授業(個別指導)がある日は授業、ない日は自習。授業後もそのまま自習。

4.夕食は食べず、軽食で済まし、自習を継続。

5.21時半に塾が閉まる時間まで自習をして帰宅。


いかがでしょうか。これがトップ層を目指す中3生のあたりまえです。


ちなみに、この塾では他の志望校を目指す生徒も、これと同じような生活スケジュールの人がゴロゴロいました。


少数ながら存在した、自習に全く来ずに授業だけ来る生徒は受験に落ちた生徒が多かったと記憶しています。


わたしが日頃から滝二中生の勉強時間が少ないと言っている理由は、これを見てきたからです。


滝二中地域の勉強の基準がいかに低いかがよくわかると思います。



No.1高校志望とNo.2高校志望との差についてお話しします。


正直、取り組み方が全然違います。


【No.1高校志望の特徴】

・No.2で妥協するという考えを一切持っていない。

・合格のためならいくらでも勉強時間を費やせる。

・学校行事と病欠以外の欠席が一切ない。

・自分のできなさを素直にさらけ出す。

・ほぼ毎日先生に質問しに行っている。

・性格的に素直。

・授業で勉強したことを次回までに完璧にしてくる。

・小テストは100点にこだわる。


【No.2高校以下志望の特徴】

・全力で勉強する前にNo.1は無理だと諦めている。

・学校行事と病欠以外で欠席する。

・自分のできなさを先生に隠そうとする。

・あまり先生に質問しに行かない。

・性格的に先生の言葉を素直に聞き入れずに自己流の期間が長い。

・塾が閉まる前に帰宅することが多い。

・宿題をやり忘れることがある。

・授業で勉強したことを完璧にしきれていない。

・小テストは80点で喜ぶ。


全部が全部とは言いませんが、少なくともわたしが指導してきたNo.1高校志望者は上記の特徴はすべてクリアしていました。


ほとんどが自分で意識すれば変えられることですので、自分の中のあたりまえを更新してほしいと思います。



正直、上記のような生活スケジュールで勉強していない限りは、どんな言葉を並べられても『勉強時間が足りないだけでしょ?』という風に思えてきてしまいます。


それほど彼らは勉強していました。


滝二中学区の勉強文化を更新し、全国水準まで引き上げることが私のミッションの1つでもあります。


まずは、『一番シンプルな放課後すぐ塾にきて、そのまま塾が閉まるまで勉強する』ができる生徒を1人でも増やすことが課題かなと思っています。


夕ご飯はどうするのかって?


言葉を返しますが、No.1高校を目指す生徒が自習途中にがっつり夕食を食べていると思いますか?


それでは、次の記事もよろしくお願いします。

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