『最低限の勉強量』という考え方は危険!?
- OWNSTUDY 個別指導
- 2023年10月7日
- 読了時間: 2分
こんにちは。個別指導OWNSTUDYの佐々木です。
今回は、勉強量についての考え方についてお話しします。
世の中には、こういう考えを持つ人がいます。
『勉強はできるだけやりたくない。でも良い高校(大学)には入りたい。』
つまり、勉強をやりたくないのに、勉強を頑張らなければならない学校に入りたいと言うのです。
不思議なんですが、こういうことを考える人は結構多くて、こういう考えを持つ生徒を指導することになった際は毎度頭を悩ませます。
こういう発想で勉強に望む生徒に末路は、高校受験で落ちることになったり、高校受験は合格したけど大学受験で落ちるというケースがほとんどです。
なぜ、そうなるのか。
そもそもなんですが、最低限の勉強量ってそんなに器用に調整できるものですか?
たとえば、「入試で350点を取る必要があるから、350点を取れるくらいまで勉強しよう。」と勉強量を調節をするとして、それってどうやってやるんですか?
スポーツでたとえてみます。
県大会でベスト4に入るための練習量ってどれくらいですか?それで本当に県大会ベスト4という結果を狙い撃ちできますか?
つまり我々は、『求める結果に対して、そんなに器用に取り組みの量を調節できない』のです。
高校入試も大学入試も、浪人を考えないのであれば、人生に1度しかありません。
すっごく重い一発勝負なのです。
その一発勝負において、最低限の勉強量で合格率50%にするか、全力で勉強して合格率90%にするか、あなたならどちらを選びたいですか?
もう一度言いますが、チャンスは1度しかありません。人生はかかっています。
結果というものは、何事も全力で取り組んだ結果の終着点であり、決して自分の理想通りに容易に狙い撃ちできるものではありません。
我々にできるのは、『全力でやる』or『全力でやらない』の2択です。
勉強は、正しい勉強法をしていれば、基本的にはやればやるほど真っ当に成果に結びつきます。
(この正しい勉強法というのも難しいのですが。)
なので、自分の未来を明るくするためにも、君が学ぶことで多くの人が救われる未来を手繰り寄せるためにも、やるからには全力で、出し惜しみなく勉強に取り組んでほしいというのが、わたしの気持ちです。
それでは、また次の記事もよろしくお願いします。
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