大学受験失敗の典型例とそこからの脱却
- OWNSTUDY 個別指導
- 2023年11月25日
- 読了時間: 4分
こんにちは。個別指導OWNSTUDY塾長のです。
今回は、大学受験失敗の典型例をお話しします。
おそらく、ふつうに高校に通って大学受験を迎えると、みなさんもれなくこの失敗例に陥るので、高2生より下の世代の方はよく注意してほしいです。
大学受験失敗例はこんな感じではないでしょうか。
<高1>
・英単語が覚えられず、英文法も意味不明で脱落
・数学は確率分野で大きくつまずきその後挫折
・でも、部活は頑張る。
・定期テスト前はそこそこ頑張る。
・模試は壊滅。得意教科で偏差値60いけば良い方。苦手教科は偏差値50を切る。
<高2>
・英語の授業はもう意味不明。成績のあげ方もわからず、課題と小テストの勉強以外はしない。
・数学はなんとかついていこうとするが、量が膨大すぎて手に負えない。課題も全然終わらない。
・理科と社会がはじまる。実は入試までにカリキュラムが終わらない可能性があることなど知る由もない。
・部活たのしい。
<高3>
・高総体までは部活に専念。
・部活引退して7月から受験勉強を始める。
・はじめてのマーク模試で400点を切る。国公立大に入るには最低500点、志望校に入るには600点を取らなければいけない事実をはじめて自覚し、危機感に襲われる。
・学校の講習を受けたり、塾に通い始めたりするものの、全然勉強が追いつかない。点数も全然上がらない。
・11月になって、450点を超えたが、目標まではまだまだ遠い。2次試験の過去問をやってもまだ撃沈。
・12月になって、数回に1回は500点を超えれたりする。ただ、国語と英語の点数が異様にブレる。
・1月の本番。問題の難化で撃沈。450点を下回る。
・志望校をだいぶ下げて2次対策。私大も手当たり次第受ける。
・国公立大受験。解けた気がしない。
・もっとはやくから勉強をはじめていればよかったのに。
◯
こんなところだと思います。
多少の差はあれど、みんな不思議なくらいこんな感じになります。
少なくとも、盛岡三高の中位以下からの成績の人はみんなこんな感じなります。
では、どこで分岐できるでしょうか。
簡単です。
『高2までに塾に通うこと』
です。
こういう生徒にBESTな塾は、プロ講師に教えてもらえる個別指導塾が良いです。大学生講師はダメです(東北大生ならまだマシですが。残念ながら岩手県にはいません)。
とりあえずまともな塾にいけば、全国水準と比べてどの程度遅れているかという情報を得られます。
早ければ早いほど巻き返せます。人生を大きく変えられます。
大学受験は、塾業界のノウハウがすごく蓄積されています。
塾を利用するかどうかで、勉強のしやすさは天と地ほど変わります。
わたしは良く、高1の4月から入塾が1ヶ月遅れるごとに、共通テストの点数が20点ずつ下がっていくと言う話をします。
たとえば上記の例で、高1の段階で通塾していたら(そしてサボらず勉強していたら)、高3の共通テストでは間違いなく7割は超えていたでしょう。
※ちなみに、共通テスト7割は、高校入試で7割取れた人なら誰でも取れます。
高2から通塾をはじめていたら、6割〜7割は取れていたでしょう。
もちろん、2次試験対策もバッチリです。
というように、ここまで変わります。
こういう情報を知っているご家庭は、中3の受験後もそのまま塾へ通い続けます。
むしろ、高1から塾へ通いはじめます。
わたし自身も、中3で塾に通うくらいなら、高1から塾に通ってくれと思っているくらい、高1での通塾は人生の命運を大きく左右します。
これを伝えても、「いいや」、というご家庭にしつこく迫ることはしませんが、高3になってボロボロの成績になって再び出会うと、やっぱりかと、悲しい気持ちになります。
個別指導OWNSTUDYは、そういう大学受験の典型失敗例を撲滅することも大きな役割だと思っています。
これが浸透するには10年単位の時間を要するとは思いますが、当塾でもできる限り発信を続けていきたいと思います。
あなたの大学受験に幸あれ!
それでは、次の記事もよろしくお願いします。
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