【大丈夫】長期的に見れば勉強はいつから始めても取り返しがつく
- OWNSTUDY 個別指導
- 2024年7月26日
- 読了時間: 3分
こんにちは。個別指導OWNSTUDYの佐々木です。
今回は、長期的に見れば勉強はいつから始めても取り返しがつく、ということについてお話しします。
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わたしは塾講師ですので、高校入試対策や大学入試対策の勉強はある程度の期間と勉強量が必要であり、それらが不足してしまうと合格ラインまで点数が伸びないことをよく知っています。
高校入試対策は9ヶ月、大学入試は1年半が安全に受験対策できるラインであることも生徒たちにはよく話しています。
しかし、もし、その事実を高校入試まで残り半年の時点や大学入試まで残り9ヶ月の時点で知ってしまった場合、その生徒の人生は終わってしまうのでしょうか。
私の考えは否です。
直近の入試は厳しいかもしれませんが、今からの頑張りでも合格できる可能性はゼロではありません。
また、今から奮起すればその次の難題には十分備えることができるでしょう。
例えば、中学生の場合、高校受験には間に合わなくても、大学受験で十分取り返せます。
高校生の場合、1年浪人すれば十分取り返せます。
人生を長い視点で見ると、浪人の1年くらいはだんだん誤差になってきますし、なんなら浪人を経験した人の方が自分の人生に覚悟を決めた大学生活を送る傾向が高いように感じます。
サボりのツケを取り戻すにはもちろん時間はかかります。
しかし、人間の成長は比例関数的ではなく、指数関数的です。
つまり、毎日1つずつ増えるのではなく、2倍の2倍の2倍…のような倍々ゲームです。
受験期はまわりの人たちが全員勉強しているのであまり差はつきませんが、非受験学年のときや大学生になってからは、まわりの人たちが勝手に勉強をサボりはじめるので、頑張れば頑張るほどまわりの人たちに追いつき、気づけば追い越してしまいます。
1日では進んでいる感じがしないかもしれませんが、
1ヶ月続ければ、勉強の積み重ねが実感できるようになります。
結果の芽が出るまでは、3ヶ月〜半年。
ドッカっと結果が出るまでは1年くらいはかかるかもしれません。
2〜3年続ければ、もう別人の出来上がりです。
しかし、まずは遠くを見ずに、1日1日を確実に進むことがいちばん大切です。
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学生という視野もコミュニティもせまい閉鎖的な環境にいると、直近の何かが頓挫しただけですぐに「人生、終わった。」と感じてしまうものですが、人生はそんなに簡単には終わりません。
特に、中学生・高校生は、わたしから見れば、長期的視点で考えれば、どこからでもリカバリーが効きます。
短期的な成果を求め続けることが多い学生が長期的視点で何かを修練するのは不安が多いと思います。
しかし、例えば、高校1・2年でめちゃくちゃ勉強をサボっていたけれど、高校3年生の4月から本気で勉強を始めて現役合格で難関私大に現役合格した、という生徒を私は見たことがあります。
1年しっかり頑張れば、これくらいは挽回できるのです。
勉強ははじめようというタイミングではいつも遅すぎるものですが、勉強をはじめようと思ったタイミングがあなたが変化するのに最もベストなタイミングでもあります。
何かをはじめるときは、いつも遅すぎるものです。
しかし、それでもはじめてみれば、その遅すぎたことなんかそのうち忘れるくらいのところまで十分に到達できます。
私が中3の12月から入塾を希望する生徒でも必ず受け入れる理由はこのような考えがあるからです。
高校3年生の9月からでも、浪人の意思があるならば指導を引き受けます。
動き出しが遅れてしまった場合、目の前の試練は厳しいかもしれませんが、長期的に見れば人はどこからでも変われます。
それを支援するのも個別指導塾の使命だとも思っております。
それでは、次の記事もよろしくお願いします。
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