【塾講師目線】個別指導塾の上手な使い方
- OWNSTUDY 個別指導
- 2024年7月25日
- 読了時間: 4分
こんにちは。個別指導OWNSTUDYの佐々木です。
今回は、個別指導塾の上手な使い方というテーマでお話しします。
◇個別指導塾の上手な使い方はこれだ!3選
①自習室に入り浸る
個別指導塾での勉強は、自習室にいちばん長い時間いた人が勝ちます。
また、どんな勉強でも、勉強をする際はなるべく自習室で勉強してほしいと思っています。
塾で勉強している時間が長いほど、ふだんの学習が順調に進んでいるか、マズい勉強をしていないか、つまずきがないか、などを先生が把握しやすくなります。
先生にそういうデータが蓄積されるほど、その人への指導が最適化していきますので、授業時間だけでなく、ふだんの勉強の時間から塾で勉強するようにしていると、気付かぬ間に先生の指導が手厚くなります。
②先生にたくさん質問する
上位校を目指す生徒ほど、自分の実力を飾らずにわからないところを素直に質問します。
塾は先生と話して学ぶ機会が多いほど成績が伸びます。
また、質問はたくさん勉強をするほど生まれやすいものなので、常に質問のストックを持てるくらい勉強できると良いですね。
③先生のアドバイスを素直に実行する
先生がするアドバイスは、何百人もの生徒を指導した結果から、なるべく再現性が高いものをアドバイスとして生徒に話しています。
すなわち、そのアドバイスから逸れれば逸れるほど成績の伸びは悪くなるとも言えます。
アドバイスを実行しない生徒には、同じことを永久に何度も言うだけになり、一向に学習段階が進みません。
アドバイスを言う頻度も少なくなります。
自分以外のサンプルを知らない自分の考えと、何百人もの生徒を指導してきた先生のアドバイス、どちらが信ぴょう性があると思いますか?
また、先生のアドバイスを無茶振りだと勘違いしている人も多いですが、実現可能な範囲でしかアドバイスはしませんので、まずはそれを全力で実行してみてください。
◇うまくない使い方 2選
①自己流・自分基準を貫いて勉強する
個別指導塾に通いながらも、自己流・自分基準を貫いて勉強しようとする人がいますが、これは致命傷になりかねない兆候です。
そもそも、自己流・自分基準の勉強でうまくいかなかったから塾へ通い始めたのではないですか?
勉強時間や勉強量が自己流・自分基準から抜け出せないうちは、現状維持〜下降の一途です。
本気で現状を変えたいなら、自己流の勉強・自分基準の勉強から抜け出して、塾基準・志望校基準・全国基準での勉強を実践すべきです。
※不安な人は、先生にもっとよくすべき所は何か聞いてみると良いと思います。
②勉強時間不足と指摘されている
勉強時間不足を指摘されているうちは成績は伸びません。
個別指導塾は、たくさん勉強する人の成績はぐーんと伸ばせる一方で、全然勉強しない人の成績はびっくりするほど伸ばせません。
個別指導塾で自分が予想だにしない景色までたどり着くために、勉強時間の確保は必須です。
◇まとめ
以上、現役個別指導講師の目線で、個別指導塾の上手な使い方をまとめました。
先生が忙しそうなときは自分で黙々と勉強、先生の手が空いていそうなときは、積極的に質問しに行く、それくらいの気持ちで勉強ができると良いのではないかと思います。
先生への質問が浮かばない場合は、勉強不足で質問がないか、わかっていないのにわかっていると勘違いしているかのいずれかの可能性が高いです。
自分が今勉強していることで質問がなくても、先生にその単元を見せれば、自分が気づいていないいろいろな学習ポイントを教えてくれると思いますので、なんでもいいから先生のところに行って話してみるのが大切です。
自分から質問しにくいけど先生と話したい場合、わたしにであれば、わたしの前でわかりやすくモジモジしてくれたりチラチラ見てくれればわたしから話しかけます。笑
それでは、次の記事もよろしくお願いします。
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