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塾に通うなら“勉強時間不足”と先生に指摘されてはいけない!

  • 執筆者の写真: OWNSTUDY 個別指導
    OWNSTUDY 個別指導
  • 2024年6月18日
  • 読了時間: 5分

こんにちは。個別指導OWNSTUDYの佐々木です。


今回は、『塾に通うなら“勉強時間不足”が1番の反省点にならないようにせよ!』というテーマでお話しします。


完全に塾講師目線のお話しで申し訳ありませんが、大事なお話なので書かせていただきます。



塾の先生をしているとよく思うことの1つに、


塾の先生から「勉強時間が足りない」と言われている生徒は、その塾で受けられるサービスの10%も満足に受けられていない状態である


というものがあります。


そもそも、塾の先生がどういうときに生徒に対して『勉強時間が足りない』というのかというと、私の場合は定量的で、


勉強時間が週14時間以上/通塾時間が週6時間以上


最低限の基準となっています。


塾の勉強には、先生が教えるフェーズと、生徒が自分で自学自習をして問題を解いたり覚えるべきことを覚えたりするフェーズがあります。


勉強時間が足りない生徒の場合は、いつまで経っても自学自習フェーズが終わらずに、先生が教えるフェーズがなかなか来ないのです。


そういう生徒が多いとどうなるかというと、


私がめちゃくちゃ暇になって授業がつまらないんです!!!!!


でも、まあ、それはそれでいいんですけど、シンプルに勉強の進みが遅くなり、ゆっくり進めている間に過去の内容を忘れ、そのために前の単元に戻り、それもゆっくり進めて…という負のループに陥りやすくなります。


勉強時間が週14時間以上/通塾時間が週6時間以上


というのは、生徒の勉強が前進するための最低ラインです。


勉強時間がこれを下回ると、成績はキープか後退です。


勉強時間が足りていないと、塾へ通っていても成績が後退します。


だって、先生が教えるフェーズがいつまで経っても来ないから!!!!


一方で、勉強時間不足を指摘したことがないくらい、隙があればほぼ毎日塾の自習室に来てくれる生徒もいます。


そういう生徒に授業をすると、自学自習の時間が十分に足りているため、毎回先生が教えるフェーズを迎えることができます。


塾というのは、基本的には先生と話して知識を得たり、できなかったことができるようになったり、わからなかったことがわかるようになることに価値があります。


つまり、塾というのは


先生とたくさん話したもん勝ち!!!!


な場所なのです。


勉強時間が不足しているということは、自分が何がわかっていて何がわかっていないのかを十分に発見できていないということでもありますので、先生と話す機会というのもかなり減ってしまいます。


また、勉強時間不足は、正直先生側からできることはほとんどありません。


指摘はしますが、そこから行動に移せるかどうかは各々次第。


塾に来てからはこちらですべて面倒を見ますが、塾に来るまでは生徒自身やご家庭の役割です。



つまり、“勉強時間不足”だと先生から言われているうちは、


①塾のサービスの10%も受けられていないということを意味しますし、


②せっかく塾に来ているのに勉強が全然進んでいないよ、むしろ後退してるまでありますよ、ということを意味しますし、


③こちら側から改善できることではないので、できることが何もないよ、ということを意味します。


では、どんな生徒だったら塾の先生的には最高かよいう話をします。


それは、ひとことで言うと、


思考がシンプルで脳筋的な人


です。もちろん良い意味です。解説します。


①平日は帰宅後は必ず塾へ行く。どんなに疲れてても関係なく必ず行く。土日は部活以外の時間は塾へ行く。用事があってもそのあとすぐに塾に行く。用事の前に時間があれば塾に行く。とにかく1時間でも時間があれば塾へ行く。


②そして必ず閉校時間までいる。


③何も無い日は開校時間から閉校時間まで塾にいる。


シンプルですし、脳筋的でしょ?(勉強に対して)


これができる人が塾のサービスをほぼ100%近く受けられる人です。


個別指導OWNSTUDYの場合は、これをする人もしない人も授業料はほぼ変わらないので、どうせ同じ授業なら塾を100%利用できた方がよくないですか?


勉強時間が少ない生徒は、邪念が多い生徒が多い印象です。


たとえば、

①用事がやたら多い

②疲れ・眠気・やる気なしの3コンボ

③できないことに落ち込む


などです。特に用事が多い体質の人は、悪気なく勉強時間がめちゃくちゃ少なくなります。


最上位校志望校の人って、そもそも用事で塾を休むことがほとんどないんですよね。そして受験学年になると学校行事以外で塾を休むことはほぼ0です。


そもそも塾へ行くことの優先度がかなり高くて、受験学年になると塾へ行くことがどんな用事よりも最優先事項になるんですね。


そりゃ、受験の合否で人生の方向性が大きく決まってしまいますからね。



長々と書きましたが、要するに、勉強時間が足りないと先生から言われているうちは、勉強に対するありとあらゆる良いことが全く起きないので、最初の1ヶ月でこの指摘をされないように頑張った方が良いよ、というお話でした。


繰り返しですが、勉強時間に関しては先生がどうこうできることではなく、生徒自身やご家庭で頑張ることです。


個別指導OWNSTUDYであれば、とにかく塾へ行く、という行為が勉強時間を確保する行為になりますので、まずはここを頑張れるかどうかが重要かなと思います。


それでは、次の記事もよろしくお願いします。

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