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問題を解く順番についての考え方

  • 執筆者の写真: OWNSTUDY 個別指導
    OWNSTUDY 個別指導
  • 2024年7月3日
  • 読了時間: 3分

こんにちは。個別指導OWNSTUDYの佐々木です。


今回は、【問題を解く順番についての考え方】についてお話しします。



そもそも、問題を解く順番について考えなければならないのは、“解き終わる時間が試験時間ギリギリになるテスト”または“試験時間内に全問解き終わらないテスト”を受けるときです。


例えば、公立高校入試の国数英、共通テストの国数英、秋田大学の2次試験の英語(前塾でよく教えていました)などです。


100回解いて100回時間が間に合うテストの場合はあまり考える必要はありませんが、そうでない場合は入念に戦略を組む必要があります。


今回は、形式変化があまりない入試問題や検定試験に限ったお話をします。


初見問題の場合は、難易度が上がりますのでまたの機会にお話にします。



問題を解く順番を変えることの最大の目的は何かというと“点数を最大化すること”に他なりません。


点数を最大化するためには、


“取り組めば時間をかけずに解けるのに、時間の都合上、間に合わなかった問題を減らす”


ことが重要です。


あるいは、まったく手をつけられない設問を減らす、全設問に取り組めるようにすることが重要です。



入試問題や資格試験は毎回の問題形式があまり変化しないため、事前に“時間配分”を考えながら練習できます。


時間配分を考えるときは大問ごとに時間を割り振るのが主流でしょう。理論上、この時間配分が全部の大問で守れれば試験時間に問題が解き終わることになります。



ここで、問題を解く順についてのわたしの現在の考えは、


“試験では時間配分を守れる可能性が高い順に問題を解く”という方法です。


つまり、大問別に時間配分どおりに解き終わる、あるいは時間配分よりこ早く解き終わることが多い設問から問題を解くべきであるということです。


同形式の試験を大問別にわけながら3回程度解くと、自分が時間配分どおりに解ける設問と、時間配分を超過することが多い設問が見えてくると思います。


時間配分を厳守できるかどうかで、点数は10点も20点も変わってきます。


こうすることで全体の時間配分も守りやすいという意味で、わたしは時間配分を守れる順に問題を解くことをオススメしています。


おそらく、漠然と苦手な大問はあとで得意な大問は先に解くという考え方や、何となく時間がかかりそうなのは後回し、というような考え方もありますが、練習段階で取れる数値(データ)をもとに戦略を立てる方が本番での再現性が取りやすいのではないでしょうか。


それでは、次の記事もよろしくお願いします。


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