受験勉強のはじめかた【中学生編】
- OWNSTUDY 個別指導
- 2024年2月2日
- 読了時間: 4分
こんにちは。個別指導OWNSTUDYの佐々木です。
今回は、『受験勉強のはじめかた』というお話について書いていきます。
今回は中学生編です。
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まず、大前提ですが、塾に通うこと1番カンタンに受験勉強をはじめられる方法です。
では、塾ではどんなことに注意して受験勉強の口火を切らせているのかについて、おおまかに解説していきます。
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現在の実力を正しく測る
主に実力テストの結果を見ながら、現時点での学力を見極めていきます。
見た目に点数だけではなく、解答用紙を見て、どんな問題で間違えているのかまで見て、学習のスタート地点を測ります。
これは、次述する教材の選定にもつながってきます。
しかしながら、校内で5位以内ということでもなければ、ほとんどが最初からやり直しの判定になるので、迷ったら最初から復習し直すのが良いと思います。
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教材の選定
次に、メインで使用する教材を決定します。
わたしはこれは必ず塾用教材の中から選びます。
なぜなら、市販の教材は、簡単すぎるor難しすぎるor内容が薄すぎる、教材の3タイプしかなく勉強に使いにくいためです。
塾用教材は、難易度にバリエーションがあり、内容がしっかりしているものが多いので、中学生が受験勉強で使いたい教材は、塾用教材一択です。
個別指導OWNSTUDYでは、難易度を3段階に分けて、現在の学力に合わせて無理なく解き進める教材を選んでいます。
教材選びは、実はかなり難しく、ほとんどが失敗します。
どれくらい難しいかと言うと、約80%の生徒は失敗します。
教材の難易度や網羅性の見極めが難しく、ほとんどの人が合っていないものを選んでしまいます。
また、教材を買うだけに夢中になり、買ってもやらないという失敗もよくあります。
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勉強法の基礎を確認する
教材の使い方、ノートの使い方、暗記の仕方、見直しのやり方など、今までの自分の勉強のやり方を比較しながら、正しい勉強法を確認します。
これに関しては、正直調べればわたしが指導している方法と同じ方法は出てきます。
ただし、いろんな情報がありすぎて、どれが万人に有効でどれがそうでないかを見分けるのが非常に困難です。
独学の場合は、これらの情報を試行錯誤しながら試していかなければなりません。
わたしの指導だと、わたしがこれまで指導した300人以上の生徒に共通していた勉強方法をもとに、誰でも再現しやすい勉強法に絞ってお伝えするので、勉強法に迷わなくて済みます。
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勉強時間を確保して走りはじめる
中学生の場合、週14時間以上の勉強時間を確保するところからすべてが始まります。
どんなに効率よく勉強しても、勉強時間がこれ以下の場合は、物理的に範囲が終わりません。
まずは、この勉強時間を確保し続けることが大切です。
実は、個別指導OWNSTUDYに通う生徒は、自宅では集中して勉強できないという生徒が多いです。
しかし、そんな生徒たちでもこれが達成できています。
そのコツは、毎日自習室に通うことです。
自習室は受験の命運を大きく左右すると言っても過言ではありません。
誘惑がない、勉強に集中できる空間に身を置くことで、しっかりと勉強の歩みを進めることができます。
独学や、学校や自宅から遠い塾に通う場合は、この自習室の恩恵を受けられないので、自宅で集中して勉強できない人は、かなりの痛手になります。
参考までに、自宅で勉強に集中できるというのは、
自宅で、平日4時間、休日10時間勉強できる、という状態のことを指します。
勉強中についスマホを触ってしまって、気づけば3時間経ってしまった、ということが頻繁にある人は、自宅での勉強に向いていないので、自習室のある塾に通うことを強くおすすめします。
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以上になります。
独学の人は、これらを自分でやるか、どこかをなあなあにしながら受験勉強をはじめることになります。
また、学生講師が指導する塾や集団授業の塾でも、先生次第ではこれらの手順のうちのどこかがなあなあになってしまうことも珍しくはありません。
個別指導OWNSTUDYは、受験指導に特化した塾長が全生徒を直接指導する形態を取っているため、このような指導を確実に行うことができます。
一度きりの人生で、一発勝負の受験で合格をつかみ取るために、塾という場所で、しっかり自分を高めて行くことが、受験生としての第一歩であると思います。
それでは、次の記事もよろしくお願いします。
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