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公立高校の入試対策に向いている市販教材5選

  • 執筆者の写真: OWNSTUDY 個別指導
    OWNSTUDY 個別指導
  • 2024年5月22日
  • 読了時間: 4分

こんにちは。個別指導OWNSTUDYの佐々木です。


今回は、『もし公立高校入試対策で市販教材しか使えないとしたら、塾講師は何の教材を採用するか』、というお話をしたいと思います。


大前提として、公立高校入試対策の教材は、塾専売教材が圧倒的に優れています。


しかし、塾なしで受験に臨みたいという人もいると思いますので、参考までにこれはまだマシな方という教材を2つ紹介したいと思います。



まずは、問題集。おすすめは、


・自由自在シリーズの問題集

・総合的研究シリーズの問題集


の2択です。


※分厚い講義本ではありません。分厚い方は絶対に挫折します。


どちらも、公立高校入試のレベルにちょうどいい難易度までの問題を網羅的に扱っているのが特徴です。


この2つは、インプット系というよりはアウトプット系の問題集という感じです。


実力テストで既に300点を超えている人には向いていますが、300点未満の方には難しく感じるかもしれません。


実力テストの点数が300点未満の人の知識のインプットに向いている教材としては、


・面白いほどわかるシリーズ(黄色い本)


がおすすめできます。


表紙からは想像できないくらい中身が本格的でわかりやすい講義本です。


高校受験向けのインプット教材でここまでわかりやすいものはなかなかないのではないでしょうか。


ただし、高校受験という観点で言うと、内容が物足りなく感じます。


あくまで最低限の基礎を習得する本なので、実力テスト70点以上の科目にはあまり必要ないかもしれません。


完全に独学で400点以上を目指したい方の知識のインプットには、


・『やさしい中学〇〇』シリーズ


がおすすめできます。


ただし、かなり分厚い本ですので、ふだんから一切の誘惑に負けずに勉強できるような性格の人でないと、やり切るのは非常に困難であると思います。


ただ、中身は超本格的でわかりやすいです。


実力テストで80点〜90点が安定してきて、ここから100点を目指しにいきたいという方には、


・全国高校入試問題正解 分野別過去問 シリーズ


がおすすめです。


この本は、既に基礎がとっくに終わっていて、入試までの残り期間も3ヶ月以上残っている、という状況の人におすすめです。


しかし、岩手県では、盛岡一高や盛岡三高の上位合格を目指す数十人しか使うことはないと思います。


この本は、正直指導者向けという感じもしますので、実力テストで300点台の人が手を出すような本では全くありません。



逆に、こういうのはおすすめしないというものも軽く書いていきます。


・『○日で完成』のようなタイトルの本

(理由) 中身が薄すぎて、網羅の穴がありすぎる。


・5科目すべてが1冊にまとまっている本

(理由)中身が薄すぎて、満足に入試対策ができない。


・『ハイレベル』という題名の本

(理由)公立高校入試よりもはるかに問題が難しすぎてオーバーワーク。完全に趣味の領域になる。


・分厚すぎる本

(理由)絶対に挫折します。どんな問題集でも250ページ以上のものはオススメしません。



他にも私が本屋で見逃している参考書もあるかもしれませんが、以上こんな感じでしょうか。


その他、以前中学生用の英単語帳を見繕いに市販のものをいろいろ見比べましたが、正直『中学版システム英単語』も『中学版ターゲット』もちょっと微妙だなと思い、結局、塾専売教材の英単語帳を採用しました。


※微妙というのは、中身の構成的に私の力ではこの単語帳を使って英語が苦手な生徒に覚えさせてあげられる自信がない、という意味です。


一応強調しておきますが、完全独学での参考書学習は、一度つまずいたらそこで挫折してしまうリスクが高いので全くおすすめしませんが、選択肢はあるに越したことはないのでいろいろ参考書を提示してみました。


参考になれば幸いです。


それでは、次の記事もよろしくお願いします。

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