【中学歴史】勉強の際に一番意識すべきポイントは時代判別だ
- OWNSTUDY 個別指導
- 2024年6月20日
- 読了時間: 2分
こんにちは。個別指導OWNSTUDYの佐々木です。
今回は、中学歴史の勉強で最も身につけてほしい力は時代判別である、というお話をします。
◇
時代判別とはどういうことか。
具体的に問題を出してみましょう。
Q.次の歴史用語はいつの時代の用語か答えなさい。
①渡来人
②参勤交代
③五・一五事件
④惣
⑤承久の乱
↓
A. ①古墳時代 ②江戸前期の家光の頃 ③昭和戦前1932年 ④室町時代 ⑤鎌倉時代1221年
こんな感じの能力のことです。
なぜこれができることが大事かというと、高校入試の歴史の半分以上の問題がこれで解けるからです。
たとえばこんな問題。
Q. 中尊寺金色堂が建立された頃に活躍した人物を次の選択肢ア〜エから一つ選んで答えなさい。
(オリジナル)
ア. 豊臣秀吉
イ. 源頼朝
ウ. 藤原頼通
エ. 中臣鎌足
↓
A. ウ
<解き方・考え方>
① 問題文の『中尊寺金色堂』という言葉を見て、平安時代の出来事、それも初期〜中期頃だということを特定する。
②選択肢を見てそれぞれ、
ア.安土桃山時代
イ.鎌倉時代
ウ.平安時代中期
エ.飛鳥時代後期
ということを特定する。
③ ①と②を照らし合わせて時代が一致している【ウ】が正答である。
というふうに頭を働かせながら解きます。
これができるようになると、実力テストでも歴史分野はかなり解けるようになります。
具体的な勉強法については塾生に対して指導することですので今回は割愛します。
こんな勉強ができていれば正しい勉強ができている、これができていなければ勉強をする際の意識が不足しているかもしれない、というヒントになればと思います。
もちろん、個別指導OWNSTUDYの塾生の場合は、自習室でしっかり勉強時間をとって勉強している生徒には必ずこの指導をしています。
自習室にたくさん来る生徒は、勉強の様子を十分観察できるので、これだけじゃなくていろいろな技を教えることができます。
それでは、次の記事もよろしくお願いします。
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