中3生・高3生は夏休み明けから塾に通いはじめても大丈夫か
- OWNSTUDY 個別指導
- 2023年8月31日
- 読了時間: 2分
こんにちは。個別指導OWNSTUDY塾長の佐々木です。
今回は、受験生の夏休み明けからの塾通いについてお話しします。
8月や9月の実力テストや模試の結果を見て、このままではマズいと感じるご家庭も多いと思います。
しかし、夏休み明けからの通塾開始ではもう遅いのではないか、もう既に手遅れなのではないかという考えも頭によぎると思います。
そこで、個別指導専門の塾講師である私の視点で、実際のところどうなのかというところをお話ししていきたいと思います。
はじめに中3生からです。
結論から言うと、中3生の場合は、夏休み明けからの通塾開始でも、結構大丈夫なことが多いです。
特に、合格のためならいくらでも勉強してやると、気合が入っている人なら、ほとんどうまくいくことが多いです。
ただし、中3の4月やそれ以前から通塾している生徒レベルになれるかというと、少し厳しいかなという感覚です。
しかし、合格するという観点から言うと、なんとか間に合うことが多いというのが私の肌感覚です。
次に高3生。
高3生の場合は、逆になんとかならないことの方が多いです。
わたしの指導経験上、高3生は、指導を開始して半年目〜9ヶ月目くらいにぐんと成績が伸びはじめるような感覚があります。
そしてそこから点数をピークまで伸ばすのと同時に、点数がブレないようになってきます。
これまでまともに指導を受けてこなかった人が、ゼロからはじめるとなると、ちょうどこれから伸びはじめるぞという時期が入試期に重なり、伸びが最大化する前に受験が終わってしまいます。
国公立大は、まず難しいでしょう。
しかし、1科目だけ明確に苦手な科目があって、それだけなんとかしたいという場合や、難関ではない私立大学なら可能性はまだあります。
また、わからないところを質問するためや自習室を使うためという理由なら、夏休み明けから塾に通いのは全然アリです。
以上、ここまでをまとめると、
中3生→ 案外なんとかなります。
高3生→なんとかならないことの方が多いです。
というのが、わたしの考えです。
ただし、これは1対1個別指導だった場合に限ります。
他の指導法では、無理な確率がもっと高くなるので、入試前まで時間のない場合は、1対1個別指導の塾をお探しください。中学生なら、学生講師の1対2個別指導でもまあ大丈夫な場合が多いかなと思います。
ここまでありがとうございます。
次の記事もよろしくお願いします。
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