【高校生】英語長文を速く読む方法【中学生】
- 4 時間前
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個別指導OWNSTUDYの佐々木です。
今回は『英語長文を速く読む方法』というテーマでお話しします。
(本記事は、昨年度の生徒の共通テスト英語リーディングの点数を30%→80%に上げた佐々木先生が実際に塾生に行っている指導を元にしています。)
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英語長文の問題が制限時間内に解き終わらない原因
はじめに、英語長文の問題が制限時間内に解き終わらない原因について整理します。
英語長文の問題が制限時間内に解き終わらない原因のトップ3は、
① 設問に解答するのが遅い
② 文章の読み返しが多い
③ 読解速度が遅い
で、英語長文の問題が制限時間内に解き終わらないときは、この上から順番に解決をしていかなければなりません。
歴代の生徒たちは、英語長文の問題が制限時間内に解き終わらないと、真っ先に③の読解速度が遅いことが原因であるとして相談しに来ますが、これは実は一番最後に手をつけるべき問題なのです。
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設問に解答する時間に制限時間を設ける
① 設問に解答するのが遅い について考えます。
すべての科目においてですが、1問あたりどれくらいの時間で解かなければならないか意識したことはあるでしょうか。
大問単位では意識したことがある人の方が多いのではないか思います。
国語や英語も、その長文1題あたりの制限時間は意識したことがあると思います。
しかし、これでは不十分。
国語や英語の読解問題では、"本文を読む時間"と"各設問に解答する時間"を分けて考える必要があります。なぜなら、この2つでなぜ時間がかかってしまうのかという原因が大きく異なるためです。
では、設問に解答する時間について詳しく見ていきます。
英語長文では、各設問ごとの解答時間の目安は以下の通りになります。
①記号選択問題→選択する記号1つにつき30秒
②穴埋め問題・短めの整序問題・記号並び替え問題→1問1分
③和訳問題・英作文→目安1行2分
これに、英語長文の文章の本文をゆっくり音読するのにかかる時間を加えると、長文問題の適正な制限時間になります。
なので、まず自分が英語長文を解く際に、この記号問題を1問30秒以内に答えられているか、というところから確認することが必要です。
もし、英語長文の記号問題が解答の根拠が見つけられなくて1問30秒で選べない場合、そのときはシンプルにその問題に敗北しています。
単語力や文法学習や解釈力が不足しているので、その場合は基礎の勉強に戻る必要があります。
設問に解答するのが遅いは、英語長文に取り組むときには常に意識をし続けることが大切です。そして、この持ち時間以内に解けない場合は、基礎力不足な可能性が高いと考えるべきですので、単語力や文法学習や解釈力の勉強を強化すれば良いと考えるのが良いです。
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素早く2回読むよりゆっくり1回読む方が速い
次に、② 文章の読み返しが多い について考えます。
英語長文を勉強しはじめて、制限時間以内に長文が読み終わらないことに気づいた生徒は、長文を速く読もうと読む速度をあげようとします。
(長文が制限時間内に終わらない)→(長文を読むのが遅いからだ)→(長文を速く読む)。
こういう思考回路になります。
しかし、長文を速く読もうとすると、ある問題が起こることに気づきます。
それは、読解の精度が落ちる。
具体的には、内容が頭に入ってこない、内容が頭に残らない。
そうすると、内容がうろ覚えで設問に答えられない、設問に答えるためにまた文章を読み返す、という事態が発生します。
長文を速く読もうと思って速く読んだのに、内容が頭に入っていないからと読み返してしまうと、それはもともとの速さと変わらないか、むしろもっと遅くなってしまいます。
実は長文を読むスピードは、素早く2回読むよりゆっくり1回読む方が速いです。
もちろん、設問に関わるところは読み返しをしても構いません。しかし、設問に関わらないところは原則1回で訳を取る。この意識が長文を解く時間を早くするコツです。
ゆっくり音読するスピードで前から1回で訳を取る。まずはこの練習から始めるのが大切です。
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英語長文を内容を取りながら速く読む
最後に、③ 読解速度が遅い について考えます。
とはいえ、①と②ができたとしても、公立高校入試や特に共通テスト英語リーディングでは制限時間内に問題が解き終わらないと思います。
なのでシンプルに読解速度を上げる練習もしっかり必要になります。
このとき、ただ形だけ速度を上げるのでは、試験では全く使い物になりません。
目指す姿は、英語長文を内容を取りながら速く読むという状態です。
これができるようになるには何をどう練習していけば良いのか。
まずこのブレイクスルーの1つは音読です。
それも、今から書くことをすべて守りながら音読練習をすることです。
英語長文を内容を取りながら速く読むための音読練習の方法はこの3つを守る必要があります。
① 音読には、文中の単語の意味・文法と文型(文構造)の分析・本文の全訳が引っ掛かりなくできる、とその文章への疑問点をすべて調べてその文章のすべてがわかった、となった長文を使用する。初見の文章や分析・復習が不十分な文章は音読しても効果は出ません。
また、音読に使う長文の文章の難易度は、自分が普段解いている問題集の1つか2つ前のものを使うこと。高校生初学なら「英語長文ハイパートレーニング1」レベルや英検3級〜準2級レベルの文章からはじめること。
② 音読しながら同時に前から訳(内容のイメージ)を取っていく。「I live in Japan.」なら「I live in Japan.」と読みながら同時に「わたし/住んでいる/日本に」と訳を取っていくように音読すること。
これを反復して淀みがなくなるまで続けていくと、少なくとも音読のスピードで英語の訳を瞬時に取れるようになります。
③ ゆっくりのスピードからはじめて、音読しながら訳を取れるようになったら徐々に音読のスピードをあげながら訳を取っていくこと。口が回らなくなるくらいの速度で読んで同時訳も取れるようになったらOK。一度OKになっても、睡眠を2回挟んでもできることを確認するくらいは復習すること。
こういう既に知っている英語長文を使って、音読の速さで前から訳を瞬時に取る練習を続けていくと、だんだんと初見の文章でも同じようなことができるようになってきます。
なお、指導者なしだと結構つまずきポイントもある勉強法なので、少し補足も書いておきます。
(補足)
① 滑舌が悪い、発音が苦手、自分の声を聞くのが苦痛、などが理由で音読するのが憎たらしいほど嫌いな場合は、無理に音読する必要なし。音読を黙読に変えて同じことをしても効果出ます(音読よりは出にくいけどやらないよりはマシ)。
② 正しい発音は長文問題集に付属する音声を聞いたり、電子辞書で発音を調べたりすること。「英語の音変化のルール」を調べて(そのまま検索して上の方に出てくる記事でOK)、英語の発音ルールを知っておくこと。「英語の音変化のルール」は学校では習わないけど入試には必須の知識です。
③ 音読回数の目安は20回以上。2桁台でやめるのは論外。少なくとも2桁回数は1睡眠以上挟んでやること。
④ 英単語・英文法・英文解釈の基礎ができていない場合は効果が出ません。中学生は定期テスト75点レベル、高校生はシス単stage2+総合英語の例文を仮定法・関係詞まで全訳できる+肘井学の読解のための英文法第3章終了、くらいの基礎力がほしいです。
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以上、「英語長文を速く読む方法」の方法論をまとめました。
しかし、部活動と同じで、「球速が10km/h上がる投球フォーム」という記事を読んで、すぐに球速が10km/h上がる人もいるかもしれませんが、加えてコーチに教わりながら練習を積み重ねることでできるようになっていく人の方が再現性は高く身につきます。
特に、大学受験は失敗がその後の人生に大きく響いてしまう人生を賭けた入試になります。
自分でいろいろ試行錯誤している時間もあまりありません。
1人の人間の人生をしっかり考えるのならば、絶対にできるようになる必要があるのなら、しっかりプロに教わるというのも選択肢になるのではないでしょうか(英語は独学結構キツいと教えていても思いますので)。
この記事が英語学習の参考になれば幸いです。
それでは、次の記事もよろしくお願いします。



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