【高校受験】国語の点数を上げる方法
更新日:9月28日
こんにちは。個別指導OWNSTUDYの佐々木です。
今回は、『国語の点数を上げる方法』というテーマでお話しします。
岩手県の公立高校入試の国語対策に準拠してお話しします。
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積み重ねが必要な部分
国語の点数を伸ばすための素養として、積み重ねが必要な部分と数ヶ月で点数アップが期待できる部分があります。
まずは、積み重ねが必要な部分についてまとめます。
・語彙力
→漢字練習を通じて語彙力を増やす。
→わからない言葉を都度辞書で調べる。
→読書等で未知の語彙に出会う機会を増やす。
→自分のおしゃべりや日記等で新しい語彙を積極的に使う。
以上のことなどで語彙力が少しずつ身に付く。
※岩手県の公立高校入試であれば、中学受験のように語彙力帳を使って語彙の練習をすることはほぼ不要。
・難しい文章慣れ
→読んで理解する場数を踏むこと。
→一般的な問題集であれば中1用から中3用へ段階的に取り組めば自然と読める文章のレベルをステップアップできる。
・漢字
→定期的に練習する。漢検3級レベルまで練習すれば入試では満点〜1ミスを目指せる。
・日本語文法の問題
→品詞、活用、敬語、漢字の成り立ち…などとにかく範囲が広い。しかし、入試では1問(3点分)しか出題されず、対策するにはコスパが悪い。過去問等で間違えたときにピンポイントで復習するくらいが現実的。
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数ヶ月で点数アップが期待できる部分
次に、対策をすれば数ヶ月で点数アップが期待できる部分についてまとめます。
・設問別の解き方と勉強方法を学ぶ
→高校入試の文章読解に関する設問は、記号問題、書き抜き問題、記述問題の3つに大別できる。
→記号問題は、文章中の記述から根拠を持って解答する練習、選択肢の内容の正誤判別をする練習(指導)が有効。
※ここをなんとなくやっている生徒が非常に多い!
→書き抜き問題は、制限時間内にわからなくてもすぐに答えを見ずに時間無制限で自力で答えを見つけるまで取り組む練習、解答の候補を複数見つける練習、設問や傍線部にあるヒントを辿る練習などが有効。
→記述問題は、部分点をめざして取り組む。設問の聞かれ方に応じて、まずは結論部分(記述の文末部分)をしっかりあてるように練習する。字数を満たすための枝葉部分のつくりかたのパターンを学ぶ。
・文章形式に応じた文章の読み方と頭の動かし方を身につける
→説明文は指示語、接続語、馴染みのない言葉、対比構造、筆者が何に肩入れしているか等を意識する(一気に意識はできないので毎回1つずつ意識するものを増やしながら取り組む)。
→物語文は人物の感情のプラスマイナス、風景描写のプラスマイナス、場面の変化、人物の行動を一般感覚と照らし合わせる等を意識する。
→説明文は記述問題に使える素材がそのまま転がっているが、物語文は文中に記述問題で使える素材がほとんど転がってないことを意識する。
→詩・短歌・俳句は、基本的に内容は意味不明であるので、内容がプラスの雰囲気かマイナスの雰囲気かだけ読み取れればいったん良い。加えて、設問に書いてあることがギリ言えそうと言える表現があるかを考える。うしろのほうのプラマイが作品全体のプラマイである場合が多い。表現技法は必ず聞かれるので勉強しておく。
→古文・漢詩は注釈と現代語でわかる部分だけで読み繋げば解ける。たまに全訳が載っているのでその場合は照らし合わせながら読む。基本的に内容は説話(教訓系)なので、教訓は何かを考えながら読む。文章は5度読みくらいして良い。クスッと笑えたら読めてる。自分で練習する際にどうしても内容が読めない場合は現代語訳と照らし合わせながら設問を解いても良い。
・作文問題は先生の添削を受ける
→国語でも英語でも作文系は先生から添削を受けながら3〜5回練習すれば合格ラインまで上達可能。
→とにかく設問で書くように言われていることを漏らさず書き、逆に余計なことは一切書かないように気を付けるのがコツ。
→国語で時間が足りなくなりやすい人はこの作文から解き始めると良いです。
→10分以内に書き切れるように練習すること。
・時間配分の戦略を立てる
→時間配分目安は、①(小説or説明文)12分 ②(小説or説明文)12分 ③(詩・短歌・俳句)7分 ④(古文・漢詩)7分 ⑤(作文)10分 ⑥(漢字)2分 を目安に自分なりに調整すると良いです。どうしても時間が足りない場合は①と②の記述問題を一旦飛ばして取り組むと時間にゆとりができます。
・その他テクニックを知る
→たとえば、文章を指で追いながら読むと視点や意識がブレにくくロスタイムが減る、内容を頭に入れやすくするためにマークを引く(接続語、指示語、難しい言葉、反復されている言葉など)、解く順番を工夫する、抽象はゆっくり読んで具体はやや加速して読む、などちらほらある。今は忘れているが指導時に思い出すテクニックもある(かも?)。
(塾でだけできる)
・先生の解き方を見て真似する
→授業で、先生が問題を目の前で読んで解く姿を見て、初見問題の解き方を真似て学ぶ(国語や英語はできる人がどう解くのかのライブ感を見て感じて学ぶことが大いに学びになる)。
※先生は良い授業のためには予習必須なので事前に授業で取り組む問題を決める必要がある。
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入試問題やセンス依存と割り切るべきもの
対策期間1年未満での対策、あるいはいくら対策してどうもにもならない要素についてもまとめます。
・記述問題で完答すること=100点をとること
→解答の要素をすべて見つけ、簡潔な言葉に言い換え、それらを指定字数以内にまとめるという技術は至難の業。ここは相当な年月の練習やセンスにも似た素養が必要になります。
※私は岩手県の高校入試国語は、2つの記述問題の部分点半分ずつは最初からないものだとして、94点満点だと思って取り組むように伝えることが多いです。最上位校志望はそのうちの85〜90点、上位校志望は75〜85点取れれば十分です。記号問題と書き抜き問題と漢字で落とさないことを考える方が点数を取りやすいと思います。
→岩手県の高校入試国語で100点を取れる人は国語のセンスありです(現在の私でも無理です。わたしは国語のセンスない側ですので)。
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まとめ(しかし、独学では難しい場合もある)
国語は、高校入試レベルであれば、特別な対策をせず、細かい読解方法など考えなくてもなんとなくで高得点が取れる人もいます。
しかし、実力テストや過去問で80点未満の人は、これらの対策をするだけで10〜20点アップが期待できます。
これらの対策は遅くとも年内にスタートできればその効果が期待できます(しかしながら、思わぬつまずきが発生しうるのが読解練習ですので、そのリスクを考えるとスタートが早いに越したことはありませんが)。
国語の対策は他教科との兼ね合いも考えるとちょうど10〜11月くらいから始めると良いように感じます。
国語が苦手な人は、解けない読み方がクセになっている場合が多いですので、塾で読み方を学んで、今までの解き方をアップデートするのが非常に有効です。
私は、国語も対策をすれば数学や英語同様にしっかり点数が上がる科目ですので、点数が伸び悩む際にはしっかりと対策に取り組むことを勧めます。
※ちなみに、大学受験は国語対策をしないと入試直前期に途中で点数がまったく伸びなくなります。
それでは、次の記事もよろしくお願いします。
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