【高校受験】中学生も英単語帳が必要です。【定期テスト】
- OWNSTUDY 個別指導
- 2 日前
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こんにちは。個別指導OWNSTUDYの佐々木です。
今回は、『中学生も英単語帳が必要です。』というテーマでお話します。
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これ。私が中学生の時代は、高校受験勉強においては英単語帳は正直言って不要でした。
受験用のテキストに出てくる英単語を確認して覚えるだけで、入試に必要な英単語のほとんどをカバーできたからです。
それくらいの難易度の英単語しか高校入試では出題されませんでした。
私が塾講師を始めたのが2017年からなのですが、正直2018年までは英単語帳は不要、験用のテキストに出てくる英単語を都度覚えるだけで十分という感覚でした。
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ところが、事態が変わったのが2019年の新学習指導要領への完全移行。
英文法には元々高校内容だった「仮定法」「使役形」「前置詞+関係代名詞」などが新たに追加された大型改訂です。
そして、それに伴って、教科書の英単語レベルが急激に上がりました。
英検準2級〜2級レベルの単語も教科書内に平然と出てくるようになりました。
その影響もあり、高校入試にも元々高校1年生の序盤で覚えるような英単語が続々と出題されるようになりました(「improve」「increase」「expression」など)。
これ以降、中学3年生の多くが、受験用テキストをやっているだけでは入試レベルの長文内に出てくる英単語に対応できなくなってきました。
出題される英単語の数が多くなってくると、英文法を練習している時間だけでは、出題範囲の英単語に出会いきれないのです。
英単語がわからないという悩みを持つ生徒は、徐々に教科書の巻末に載っている英単語集や、受験用テキストの巻末の英単語集を使い始めました。
そしてそれで語彙力を上げるものの、入試当日でわからない単語が出てしまう年もありました。
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そこから現在。今の時代は中学生でも明らかに英単語帳が必要であると感じます。
英単語帳は最も効率的に入試で出題される英単語を覚えることができると感じています。
個別指導OWNSTUDYでも、中学生には必ず英単語帳を配布して、英単語テストを実施している。
もちろん、英単語の覚え方から指導します。
※英単語の覚え方には「ここを守らなければならない」という学習のポイントがあります。そのポイントを押さえて勉強していないと英単語の学習効率がかなり悪くなる反面、その方法に独学ではなかなか辿りつきにくいので、当塾では英単語の覚え方は必ず指導します。
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中学生用の英単語帳を当塾で採用するにあたり、市販品をいろいろと検討しましたが、私としてはいまひとつと言った感じでした。
あまり見かけないような英単語(特に名詞)が多すぎるものがほとんどで、それは英単語学習をする上でノイズになるため、そういうものは私は採用しません。
悩んだ挙句、結果的には塾専売の英単語を採用するに落ち着きました。
※市販品でおすすめを紹介できないのは心苦しいですが、市販品しか採用できないならば、私は「パス単英検3級」を採用すると思います。
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とにもかくにも、現在の中学英語・公立高校入試において、ちゃんと英語で点数を取ろうとするならば、英単語帳を必須であるように感じます。
岩手県の高校入試対策においては、英語は最も対策に期間がかかりますので、早めの対策が非常に重要であるように感じます。
それでは、次の記事もよろしくお願いいたします。
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