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【英語以外は不要】中学生の勉強に予習は必要か?

  • 執筆者の写真: OWNSTUDY 個別指導
    OWNSTUDY 個別指導
  • 1月5日
  • 読了時間: 3分

こんにちは。個別指導OWNSTUDYの佐々木です。


今回は、『中学生の勉強に予習は必要か?』というテーマでお話しします。



結論から申しますと、『英語以外は不要』というのが2025年1月段階での私の考えです。


ただし、個別指導OWNSTUDYでは、学校の授業での理解が難しい生徒の特定の科目のみ、予習先行で学習をしてもらうことがあります。



個別指導OWNSTUDYでは、できる限り予習先行で学習してもらいたい科目は『英語』のみです。


英語は積み上げ式の科目ですので、一度習った文法表現や英単語は、その後も何度も出てきます。


何度も何度も出てきますので、どんなに先取りをしたとしても、その先取り学習の中で必ず復習内容が出てくるのです。


そうして、どんどん先取りをしていくと、本来の中学生が難しいと感じるような表現が簡単に感じてきたり、他の人が知らないような英単語でも当たり前のように知っている、という状況を生み出すことができます。


以上の理由から、個別指導OWNSTUDYでは、英語は学習の流れに乗ることができた生徒には、どんどん予習先行で学習するように指導しています。



他の科目はと言いますと、全科目共通ですが、学校の授業で先生の言っていることが理解できるのであれば、中学生は予習は不要です。


学校の授業で先生の言っていることが理解できる場合は、復習に力を入れるのが吉でしょう。宿題だけでなく、学校のワークのできる問題にどんどん手をつけて進める形で勉強を進めるのが良いでしょう。


問題は、学校の授業で先生の言っていることが理解できない場合です。この場合は、当塾では予習先行で学習を進めていくことを検討し始めます。


中学生の中には、全体に向けられた言葉は理解できないが、先生が1対1で話してくれる言葉は理解できる、というような生徒が少なからずいます。


あるいは、塾のテキストを読みながら学習した方が、学校の先生の説明よりも理解しやすいという生徒もいます(こちらはかなり少ないですが)。


集団授業が合っていなかったり、先生と相性が悪かったりするのです。


そういう生徒の場合は、一度塾で予習をすると、学校の授業での理解もしやすくなる可能性がありますので、一度予習先行で学習を進めることを提案する場合があります。


実際に今年度は、予習先行で学習を進めてもらってテストの点数・順位が大台に乗った生徒が数人いました。


ただし、予習を独学でするのは全くおすすめできません。


先述した通り、参考書などを読んだ方が理解が進むという生徒は、中学生では非常に少ないからです。これは、単純に読解力不足・勉強経験不足が原因です。




まとめると、中学生の予習は『英語以外は不要』であるというのが私の考えです。


ただし、塾の先生と一緒に学校のほんの少し先の予習をするのは、場合によっては有りな場合もあります。


独学での予習やあまりにも先すぎる範囲を予習するのは、相当その科目に適性があり、その科目のテストはいつも満点、学校の授業がつまらなすぎてたまらない、という生徒に限られると思います。


英語以外は予習は不要とは言ったものの、英語の独学も相当難しいですので、やはり塾などに通うのが良いのかなと現状は思います。


それでは、次の記事もよろしくお願いします。

 
 
 

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