【共テ8割超え】大学受験の英語R勉強法2026(基礎編)
- 3月2日
- 読了時間: 7分
個別指導OWNSTUDYの佐々木です。
今回は、『大学受験の英語勉強法2026(基礎編)』というテーマでお話しします。
2026年3月段階で、高校3年生はこういうふうに英語Rを勉強していくといいんじゃないかという私の所感を書き記します。
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2026年度共通テストにおいて、今年の生徒が英語Rでマーク模試20%から本番80%超え。
私自身も共通テスト翌日に解いて62分で97点/100点でした。
私は偏差値55〜65くらいの、地方国公立志望の生徒を指導する場合がほとんどです。
基本的に、高校3年生の4月時点で英語が苦手だった生徒ばかりを指導しています。
高校生に英語を教え始めてから今年で8年目。再現性のよい英語学習ゴールデンルートが毎年アップデートを重ねながらだんだんと出来上がってきました。
それでは、本題に入ります。
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○4〜6月は基礎に集中、長文は6〜7月からスタート
私は英語の勉強は、
英単語・文法→英文解釈→長文(・英作文)→リスニング(・自由英作文)
とステージ分けして勉強することを推奨する流派です。
単語の意味が全くわからない英語長文は読んでて苦痛ですし、なんとなく読みの悪癖がつきやすいと考えているためです。
英語が得意な人は長文メインでも十分に学習できるようですが、英語が苦手な人ほど分けて勉強することをおすすめします。
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○英単語帳はシステム英単語が実践値が高い
英単語帳は、システム英単語をおすすめします。青いやつです。
ターゲット1900やLEAPの方がよいという説もありますが、私がなぜシステム英単語を推すかというと、
英語が苦手な人でも英単語を挫折せず覚え切れる率があまりにも高い
ためです。学校で配られた他の単語帳で全く英単語を覚えられなかった生徒でも、システム英単語に切り替えると、問題なく英単語暗記ができる場合がほとんどです。
英単語暗記は、英語→日本語を1語1訳1秒以内で言えるようになるまで繰り返すことが基本です。よくばって最初から1語2訳以上覚えようとするのは挫折の元なのでゼッタイニダメ!!
暗記の際は、覚えるべき単語数を日数で割るのは挫折の元!!ゼッタイニダメ!!
1週間で100個覚えるなら、初日は3割の精度でいいから100個全部通す。2〜7日目はその100個をぐるぐる周回して覚える勉強法が良いです。10週はしましょう。
2〜3周程度で覚えられないと言っているのは回数不足です。人間の記憶力の悪さをナメルナ!!
また、暗記の際はなるべく書かずに目と音読で覚えること。書いてたら1時間で20個くらいしか進まずに挫折の元です!!どうしても書きたい単語だけは書いてもいいです!!許します!!
英語はとにかく挫折の元になる地雷勉強法が多い科目。だから独学がムズカシイのです。
共通テストで必要な最低限の語彙は、システム英単語stage3レベルまでの1500個。でも、stage2レベルまでの1200個が8割くらいの精度になると、英語長文の勉強に入っても良い頃合いです。
ゼロから英語の受験勉強を始める高校3年生なら、3〜5月は英単語9割、飽きたら英文法くらいのテンションで良いと思います。それくらい英単語は大学受験の命となります。
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○英文法は共テのみor国公大なら総合英語の例文和訳、私大なら+4択問題集
共通テストや国公立2次には英文法のマニアックなところを聞いてくる問題は出ませんので、関係代名詞とか分詞とか仮定法などの基本的な訳し方が分かれば最低限がやっていけます。本当は4択問題集などでガッツリやりたいですが国公立志望には時間切れです。
最短・最速で共通テストの読解に必要な英文法を総ざらいするには、総合英語の例文和訳が良いのではないかと現状は思っています。
ただし、文法ごとの和訳で抑えるべきポイントなんかが独学では相当厳しいため、私が指導する際は必ずわたしの目の前で口頭で和訳してもらい、私が和訳の良い悪いをジャッジして小解説を挟んでいます。
独学でこれをやるなら、それこそ総合英語に準ずるものを2冊は通読したいです。
基本無理だと思いますが、希望を見出すなら、『成川の深めて解ける英文法Input』『FACTBOOK』『真・英文法大全』あたりが通読しやすいんじゃないかなと思います。
私大志望や二次で文法の深いところまで聞かれる国公立大の場合は、英文法4択問題集をやっておきたいところです。
英文法4択問題集すご〜〜〜〜く挫折しやすいですが、やり方を抑えると少しは挫折リスクを減らせます。ここ点は今回は割愛します(塾生シークレット)。
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英文解釈は肘井学の読解のための英文法一択
英単語がシス単のstage2の1周目、英文法が仮定法・関係詞くらいまで進んだら、そろそろ英文解釈の勉強が始められます。この時点で6月下旬までだと望ましい。
高校生英語のあるあるですが、全部の単語の意味を知っているのに、うまく意味がとれない、という現象がよく起こります。
それは、英語の主語や動詞などの文構造が見抜けていないことに原因があります。
文構造を見抜けないまま和訳すると、訳し飛ばし、自分で勝手に補って訳す、主語と目的語の反転、修飾箇所を誤る・・・・・・など、元の文から想像もつかないほどの誤訳の原因になり、それが本文の読解ミスにつながり、挙げ句の果てになんとなく勘で選んで問題を解いて、40点〜60点をウロチョロする、、、みたいな状況になります。
英文解釈は、英文を正しく読む方法を学び、誤訳をなくし、英語の点数を安定させるために行う学習です。
この英文解釈、学校ではほとんど扱わないのに、受験勉強では必須級なんです!! !!ヤバイです!!
おすすめテキストは、肘井学の読解のための英文法。赤むらさきというかエンジっぽい色のやつです。英文の難易度が易しくて、英文解釈に集中しやすいのが他にはない特徴です。
この参考書以前は、英文解釈の勉強をしたくても英文が難しすぎて挫折率が非常に高かったのです。
この参考書の勉強法としては、英文をノートに写して書く、文型を書く、最初のうちは品詞も書く、文型に基づいて和訳する、答え合わせをする、という流れです。
しかし、この肘井学の読解のための英文法という参考書。扱っている内容や英文の難易度、英文解釈の網羅性に関しては申し分ないのですが、ここを意識して勉強してね!という学習指示があまりなく、何を意識しながら勉強すれば良いのか、いわば使い方が独学ではミスりやすい参考書であると感じます。
肘井学の読解のための英文法は使いこなせる先生と一緒に使う分には良い参考書ですが、独学にはあまり向かないというのが私の評価です。
この参考書を独学でやった後に入塾した生徒がいたら、身につけるべきことが身に付けられていない、もう一回やれ!!って言う可能性大です。
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○英語長文は英語長文ハイパートレーニング1から始めよ
学校で高難易度のものばかりを解かされてしまい、何もわからぬ何も身に付かずの状態になりがちなのが英語長文。
そんなに難しいのからはじめないで!簡単なのから始めて!
そこで、市販の英語長文の中で絶妙な難易度を誇るのが英語長文ハイパートレーニング1。
難易度としては高校入試レベルに毛が生えた程度。
正直解くだけならめちゃくちゃ簡単です。
しかーし。この長文問題集に取り組む目的は、ただ英語長文の問題を解いて丸つけをすることにはありません。
この長文問題集に取り組むにあたっては、問題の正誤はあまり気にしなくて良いです。それよりも、本文が英文解釈の知識に基づいて一文一文を正確に和訳をして意味を取れるか、のみにこだわって取り組むことが重要です。
英文解釈では、一つの文が出てきて、それに丁寧に文型を振って和訳をつくりました。
その技術を長文でもできるように練習しようというのがハイパー1でやりたいこと。
これが難しい長文から始めてしまうと、せっかく英文解釈で身につけた技術が長文中に適用できなくなってしまい、また身勝手読みが復活してしまいます。
とにかく簡単な文で構成させている長文を1題1題丁寧に文型の知識を元に読んでいく練習を積むことが大切です。
ちなみに、ハイパー1はシス単stage2、英文法の仮定法・関係詞まで、読解のための英文法3章までが終わったら取り組み始めても良い頃合いだと思います。
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○基礎はここまで
というわけで、ここまでが大学受験の英語Rの基礎となります。
大体3〜4ヶ月で終えるのが目安です。
高3の3月入塾だと5〜6月中、4月入塾だと6〜7月中にここまでに到達できます。
独学だとこのまま丸々参考にするのは危険だと思いますが、やるべきことや身につけるべき力の要点だけでも抑えられれば良いように思います。
では、次の記事もよろしくお願いします。


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