【中学生】受験直前期の入塾で伸びる生徒
- OWNSTUDY 個別指導
- 16 時間前
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こんにちは。個別指導OWNSTUDYの佐々木です。
今回は、『受験直前期の入塾で伸びる生徒』というテーマでお話しします。
『受験=岩手県の公立高校入試』という前提でお話しします。
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私の指導経験上、高校受験の直前期の入塾で伸びる生徒は以下のいずれか、あるいは複数に当てはまる生徒だと考えています。
・入塾前までに自分なりにがむしゃらに勉強をしていた
・地頭が良い+不安or焦りの気持ちがある
入塾前までに自分なりにがむしゃらに勉強をしていた生徒は、自分の弱点や課題をよくわかっている場合が多く、その解決策を自分なりに探って試しては失敗しているという経験を持ち合わせているため、とにかくこちらの指導が入りやすいと感じます。
数学の勉強と同じで、うまくいかなかった場合に、ダメだったらすぐに答え、というよりは、試行錯誤して自分で限界まで考えた後に答えを見るのでは、その知識の吸収度合いが大きく変わります。
したがって、入塾前までに自分なりにがむしゃらに勉強をしていた生徒は、直前期の入塾でも伸びる可能性は十分にあります。
また、地頭が良い生徒が正しく不安を感じていたり焦りの気持ちを感じている場合は、高校入試はなんとかなる場合が多いです。
地頭が良いとは、1を聞いて10を知るのようなことができるという意味ですので、少し教えただけですぐに入試に対応できるレベルまで到達できます。
公立高校入試はそこまで範囲が膨大というわけではないので、地頭が良い生徒であれば、直前期間で正しく不安と焦りの気持ちを持って勉強に全力を注げれば、志望校の合格点に届くケースは割と多いと感じます。
地頭が良くても失敗するケースは、正しい不安を感じておらず、勉強そのものが不足するケースです。
そもそも何もやらないのに学力がつくということは当然ありません。
一方で、直前期の入塾は伸びにくい生徒は以下の通りだと感じます。
・不安や焦りの気持ちを勉強の原動力にできていない
・問題を解くのが遅い
不安や焦りの気持ちを勉強の原動力にできていない生徒は、基本的には伸びません。
公立高校入試は倍率が1~1.5倍におさまります。
これが何を意味するかと言うと、
『同じ志望校を目指すライバルと同じように勉強できていれば合格できる』
と言うことを意味します。
ライバルの中で平均の位置にいれば合格できるためです。
一方で、ライバルと同じことができていない場合は、しっかり落ちるということが言えます。
不安や焦りの気持ちを勉強の原動力にできていないというのは、ライバルと同じような状態になれていないということを意味します。
ライバルが火がついて懸命に勉強に取り組んでいるのに、自分だけできていないということです。
もはや勝負の土俵にも立てていませんし、楽観視しているような状態での勉強ではライバルより知識の身につき方が大きく劣りますので、長期間コツコツ積み重ねができているのならばまだしも、直前期の詰め込みをするにはエンジン不足と言えます。
また、問題を解くのが遅い生徒も、苦戦を強いられます。
直前期はとにかく時間がありませんので、大量の問題をどんどん解いていき、どんどん復習をしていかなければなりません。
問題を解くのが遅い生徒は、これらの一連の勉強サイクルが遅くなってしまい、やるべきことがやりきれずに入試をも変えてしまう確率が非常に大きくなってしまいます。
当然、こちらが指定する課題も終わりきれないでしょう。
問題を解くのがどうしても遅くなってしまう生徒は、中1や中2から通塾を開始して、コツコツ少しずつ勉強を進めていくしかありません。
加えて、問題を解くのが遅い生徒は、知識の身につきもあまりよくないことが多いと感じますので、同じ勉強の復習回数も必要になってきます。
問題を解くのが遅い生徒は、直前期から焦って通塾してもすぐには結果が出ない場合がほとんどですので、高校入学後の勉強や大学入試を見据えて、長い目線で勉強を進めていく方針で、今この瞬間から一歩ずつ頑張っていくのが良いのではないかと感じます。
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とはいえ、お子様が『ちゃんと受験に焦って受験に向けて何かしら行動しようとしている』という状態になっているのであれば、伸びる希望は(多くはないですが)十分にありますので、個別指導OWNSTUDYとしても(受講枠が愛ていれば)入塾を受け入れる場合がほとんどです。
何事も、『始めるタイミングは常に遅いが、今始めるのが一番早く始められるタイミング』ではありますので、悩むより即行動をすることが大切だと思います。
当塾も、タイミングによっては多少枠が空いている場合がありますので、もし直前期で受験対策が必要だと感じている場合はご連絡ください(お断りすることになってしまいましたら申し訳ありません!)。
それでは、次の記事もよろしくお願いします。


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